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初めに言いますが、これは私が幼少期に体験したノンフィクションの話です。
3人育児奮闘中、りこは、沖縄の田舎で生まれ、
7人の大家族で育ちました。
庭の裏にイノシシが出るほどのド田舎です。
父は、害獣駆除で捕まえたイノシシを飼っていました。
イノシシに赤ちゃんが生まれてウリボーを見に行ったり。
イノシシが大きくなれば食料になることもありました。
自宅にイノシシのジビエの肉が出る家庭で育ちました。
日本にもこんな変わった家族が居たんです。(笑)
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小学生の時に、母と美容室に行ったとき

りこちゃんはどんな食べ物が好きなの?

ヒージャー(沖縄の方言でヤギという意味)の刺身が一番好き♡
と答えていたほど変わっていた女の子でした。
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■沖縄独特の食文化では、ヤギを食べる。こんなかわいい子達が…。
写真は、義理の弟が育てているヤギちゃん達です。

こどもの1歳を迎えたお祝い、新築祝いなどお客を招いてヤギの刺身、ヤギ汁が振舞われます。
お祝いでも父はイノシシ汁やイノシシの燻製を用意してお客をもてなします。
そんなワイルド父から受け継いだ
いのちの大切さをこどもにどうやって伝えるか
の話をまとめました。
こどもの食育・道徳について気になる人必見、
食事を残してはいけない理由をこどもに伝えたい方
親子でいただきますの本当の意味を知る
親子で話す・考えるいいきっかけになるといいな。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
【道徳】ごはんが食べれるは当たり前じゃない、いのちの犠牲で成り立っていること
小学生の時、世の中には、動物からお肉にするため必要な、人が嫌がる、心を痛める仕事がある。
それでも、人間が食べていくには、誰かがやらないといけない仕事があることも知りました。
実際に見たのは、父と父の友人が手足を縛られ棒に吊るされたイノシシを運ぶ現場。

父ちゃん
かわいそうだから、こどもは見るな。
小さい時から、イノシシに一緒にエサをあげに行ったり、
赤ちゃんが産まれた時には、父と一緒にウリボーを見に行ったり。
そんな体験を身近にやっていた小学生時代でした。

父ちゃん
お父さんも、本当は自分で育てたイノシシをやるのは嫌だよ。
心が痛いんだよ。
美味しいお肉を食べられるのも、
それを引き受けてくれる人がいるおかげなんだよ。
イノシシやヤギもそうだけど、牛も豚もにわとりも同じだよ。
スーパーに並んでいるお肉だって、
形が変わってわからないけど、
最初はいきものだったんだ。
食事をすることはありがたい事、
いきものの、いのちを頂くということ。
ちゃんと手を合わせて、いただきますは、言いなさい。
残さず最後まで食べなさい。
重みのあることばだった・・・。
みんなの美味しいの裏には、残酷な仕事もあるということを忘れてはいけない。
小学生の時に父から教わりました。
これが、私の食材を無駄なく使う、残さず食べるポリシーの原点だと思います。
【いのちをいただく】私なりの伝え方

私も、いただきますの本当の意味
こども達に伝えないといけないな。
父と同じようにはできないけれど、
魚だったらできるかも。
お魚を食べるということは
お魚の命を頂くということ
魚の切り身を使うだけでは、こどもに伝えることは難しい。
だから、手間はかかるけど、魚を丸ごと買って捌く技術を身に着けました。
魚の捌き方は母がやっているのを見たことはありましたが、
全く未経験の状態からスタートしました。
YouTubeで学び、魚捌き歴2年です。

■ぶりの炙りとお刺身

■鯵のお刺身

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捌くとき、こども達に

このお魚はさっきまで生きていたんだよ。
魚を食べるということは、魚のいのちを頂くということ。
人間は、食べないと生きていけないからね。
人間の代わりにいきものが死んでくれるからお肉も魚も食べられる。
いのちに感謝してご飯は残さず食べようね。
と、こども達とお話をしています。
いただいたからには捨てられない!ここも食べれる美味しいお魚。
いのちをいただくからには、余すことなく食べきりたい。
内臓までは、まだ知識が及ばず、カワハギの肝以外は、食すことはできていません。
でも、できる範囲でいいんです。
しかし、お刺身や、切り身にするときに出る骨やアラまで大事に頂くようにしています。
■鯵の骨せんべい(低温でじっくり揚げるのがサクサクになるコツ)

■アラ煮込み、アラ汁(写真はカワハギのお刺身で残ったアラを使用しました。
しょうがやネギを合わせるとより美味しくなる。)

【親子で実践】小さなことでもちゃんと伝わる!いのちの儚さ、大切さ
いのちをいただく教育大事ですね。いきもののいのちも自分のいのちも大事。
いきものを飼ってみる。絵本を親子で読んでみる。
それでも、充分。伝わることがあります。できることを親子で始めてみませんか。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
私の幼少期の環境は特殊ですが、
実際に体験できなくても
絵本や実生活の中で親子で話し合う。
そういう機会づくりになればと思います。
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これからも3人育児奮闘中ワーママりこをよろしくお願いします。
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