子どもには、生きる知恵をつけて、たくましく生きてほしい。
私たち大人が家庭で教えられることって何?
夏休みの自由研究のネタが尽きちゃった・・・
簡単始められてお金もかからない自由研究アイディアはないの?
家庭菜園に挑戦してみたが、肥料は自作できるの?
家庭菜園初心者なので、なるべく安く簡単に肥料を作る方法は?
バケツコンポスト賃貸ではハードル高くない?
コンポストをしてもご近所さんに迷惑をかけない対策・工夫は?
コンポスト初心者でも成功させるコツは何?そういう方の疑問に3児母ちゃんがお答えします。
生ごみも減って、エコな自作肥料で美味しい野菜が作れる。こどもに伝えたい家庭からできる取り組み昔から伝わる生きる知恵についてわかる。
自由研究テーマ食べ物が土に還るまで。生命の循環、環境問題について知る。
初心者でも失敗しない自作肥料、生ごみ以外は材料5つ!
少ない材料で簡単にできます!
学校では体験できないバケツコンポストこどもと一緒に楽しくできます!
賃貸でも大丈夫周りに迷惑をかけない工夫がわかります!
バケツコンポストについて知りたい、挑戦してみたいよという人は最後まで読んでください。
コンポストってなに?私は母から教わった。
cmpost(堆肥)のこと。家庭から出る生ごみや落ち葉などの有機物を微生物の働きを使って発酵・分解してもらう。植物が栄養を吸収しやすい状態にしたもの。
私も母から受け継いだ一つの知恵です。私がこどもの頃から、実家でもコンポストをやっていました。実家は一軒家で裏に畑があったので設置型コンポストをしていました。
昔のコンポストは周りにハエが常に沢山いて、においも臭かった。
賃貸では人に迷惑がかからないように工夫が大事。
調べてやってみたら、こどもの頃のコンポストとは、全然違う様子。大きいハエ寄ってこないし。
あの頃のコンポストは、なんでもかんでも入れてたし、入れっぱなし。
かき混ぜたり、米ぬかを入れたりもしていなかった。水分調整なんて知らなかったと思う。
やるからには、しっかり知識も大事だったなとやってみて感じた。
スタートは母がやっていたことだったけど、自分の生活に合わせてカスタマイズが大事。
お母さんコンポストを教えてくれてありがとう。
バケツコンポストのメリット・デメリット


デメリット

お野菜の食べれないところでも、捨てたくない!もったいない。
ごみを減らして、節約にも繋げたい。自分で肥料作ってみたい。
我が家は家庭菜園をやっていたこともあり、自宅でできる簡単コンポストを始めました。
必要なものは100均グッズとホームセンターで手に入る簡単なものだけ。
【材料5つ!簡単に】始め方からできあがりまで
ステップ1.必要な材料をそろえる
■バケツ(なるべく丈夫で大きいもの)■使い古しの土 ■大きい洗濯ネット(なるべく網目が細かいもの)■米ぬか(園芸用)■スコップ ■生ごみ(必ずある)
100均で
■10Lサイズのバケツ
■大きい洗濯ネット(メッシュ地で網目が細かいもの:60㎝×60㎝サイズ)
■園芸用スコップ(先の尖ったものだと、食材を切ったりつぶしたりできる)をそろえました。
■土を買う!という方は腐葉土がいい(肥料の入っている新品の培養土はNG)100均にも売ってるそうです。
■ホームセンターで米ぬかを買いました。

材料は5つ!手軽に始められそうじゃないですか?
ステップ2.コンポスト作成
バケツに5~10cmくらい土を入れ、生ごみ投入、米ぬかを上から振りかける。混ぜる。

なるべく生ごみの上から土をかぶせるのがポイント!
バケツを洗濯ネットに入れチャックを閉める。
生ごみの投入はいっぱいになるまでは上記の作業を繰り返します。
生ごみの量が増えてきて中に埋まらなくなってきたら、
土と米ぬかを足していきます。
ステップ3.発酵を待つ、様子を確認
生ごみがいっぱいになったら、2~3日に1回混ぜながら、手作り完成を待ちます。
期間の目安
夏場:2週間~1か月 冬場:1~2か月
気温が高いと微生物も活発なので早く完成する!

冬場は、土が乾燥するので、さらさらになってきたな
と思ったら、しっとりするくらい水も足してます。
発酵の進みぐあいをチェック


五感を使って完成を見極めよう!
見た目・感触・香り

うちのやつはもうちょっと!(卵の殻と玉ねぎの外皮は分解されにくい)

1個目のバケツがいっぱいになったので、発酵を待つ間、もう一つ容器が必要だった。
まずは出来るかどうか1セット準備して試してみることをオススメします。
現在、2セット目を用意して継続中。
【賃貸でもできた】【初心者でもできた】入れる食材・設置場所


分解されるまで時間がかかります。分解されにくい食材は、刻む・潰してから微生物が食べやすいように。

正直、ヘタや皮くらいなら刻んでる時間ないときそのまま入れてる。
卵の殻も混ぜるときにスコップで細かく切ったり、つぶしてます。
はい!ずぼらです(笑)
こんな私でも出来たのです。みなさん自信を持ちましょう!

【初心者でもできた】失敗しないポイント におい対策 虫対策

■水分は、土が少ししっとりしてるくらいがいい。水が滴るはNG。
■雨が当たらないようにする。
■空気が入るように、底からしっかり混ぜる。
くさい原因アンモニアを発生させるのは嫌気性菌(空気がないところでよく繁殖する菌)
■生ごみは土(基材)で覆う。容器は密閉しない、蓋をしない。
■微生物のエサは適度な水分と米ぬか。これで、微生物の元気を応援するよ。
もしも、においが発生したら


もし虫が入ってしまったら、発見したとき
■コンポストの中の温度を上げる:米ぬか投入、水分量の調整で死滅します。

うちも、数匹ウジ虫君発生しましたが、
米ぬかを追加してまぜまぜしていたらいつの間にかいなくなってました。
虫は発酵のお友達なのでそのままという人も・・・私は前者を選びました。
初心者が始めるなら、涼しい秋・春がおすすめ!
私も秋から開始、やってみたけど、においがそこまで気にならなかった。
楽しく手軽にやりたいけど、お隣さんに迷惑になってしまわないようにやる前に知っておきたい
虫・におい対策がとても大事。
【もう悩まない】こどもの自由研究のアイディア探し
バケツコンポスト、色んな切り口から自由研究のアイディアになるんです!
食材別、分解されるまでにかかる期間選手権。パパ・ママ・私の予想と理由。実際にやってみて順位をつけてその理由を調べたり深堀りして考えてみる。
入れたらだめ食材入れたらどうなった?
蓋をしたらだめって書いてるけど、もし蓋を閉めたらどうなるの?通常のものと比べてみる。
など実験をして調べてみるのも楽しそう。
微生物って目に見えないけど、本当にいるの?微生物ってどんなもの?などこどもが疑問に思ったことを親子で一緒に調べ学習しても楽しそうですね。
色々な切り口から、こどもが興味や疑問に思ったことをヒントに題材を探してみてください。
まとめ
コンポストは始めるならバケツを使って簡単・手軽に。
材料5つ!¥1000以内でできる簡単な方法がある。
賃貸でもにおいと虫対策をマスターすれば、迷惑をかけずにバケツコンポストができる。
初心者でもつまづきポイントと挽回方法を知れば、楽しくチャレンジできる。
ズボラな母ちゃんでもできたのですから。
こどもと楽しくバケツコンポストをやって色んなことを考えてみよう。
我が家の日常から
ベランダでスコップを持ってまぜまぜしていると、
こども達が「母ちゃんなにやってるの?」

お野菜にあげるごはんを作ってるの。バナナの皮は人間は食べれないよね。
でもさ、そのまま捨てたらごみになるし、もったいないよね。
まずは、バナナの皮を微生物っていう目に見えない小さな生き物に食べてもらうよ。
微生物が頑張って食べてくれたら、お野菜のごはんになるの。
母ちゃんが「微生物さん頑張って」って米ぬかを入れて、土と混ぜてるよ。
バナナの皮からお野菜のごはんができるって不思議だね。
完成したら、バナナの皮が全部なくなって土みたいに黒くなるよ。
これが完成したら、植えてるお野菜達にあげようね。
「まぜまぜ楽しそう。やりたい。」と言ってくるので、
こども達のやる気のある時は仕事を譲ります(笑)

母のエネルギー削減に協力頂きありがとうございます。
こぼれたら拾えばいいし、手が汚れても洗えばいい。
この体験からこども達にも何かためになるといいな。
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今日も3人育児奮闘中ワーママりこのブログを読んでいただきありがとうございます。
我が家が実際にやっている1例を紹介しました。
我が家の方法は大きなコンポストを設置する場所がない、
なるべくお金をかけたくなかったのでこの方法を選びました。
我が家も挑戦していく中で勉強になったと思ったら、情報を随時更新していきます。
どうでしたか?あなたの疑問は解決できたでしょうか?参考になったよ。こういうところがわかりずらかったよ。など改善に役立てたいのでお問い合わせから気軽にコメントください。
フードロス削減やエコに興味がある方、生ごみコンポストを簡単にやってみたいという方、こどもと一緒に何か新しいことを始めてみたい方、こどもに生きる知恵を教えたいという方、家庭菜園に興味がある方、色んな方に私の発信が届くといいな。
最後まで読んでいただきありがとうございました。応援していただけると嬉しいです。