【こどもの転校が不安なあなたに】親の都合で小学生の転校はかわいそう?‐うちは転校しても平気だった

育児

大人の仕事の都合で、こどもを転校させて大丈夫か?

新しい土地でやっていけるか、私も不安でした。

周りの人からは、小学校低学年ならまだしも、

高学年に転校は、みんなと一緒に卒業できなくて、

可哀そうじゃない?と言ってくる人も居ました。

小学何年生までなら転校大丈夫なの。

親の都合で転校するこどもは可哀そうなの。

とかネット検索していました。

周りの人に、転校についてどう思うか聞いたりしてました。

転勤・転校を目の前にして、不安が膨らむ気持ちもすごくわかります。

想像して夜眠れない日もありましたから。私と同じ境遇にいる人に読んで欲しい。

少しでも、転勤・転校・引っ越し前の不安が和らいでくれたらいいな。

最後まで読んでもらえると嬉しいです。

夫の仕事の都合で長男は小学4年生の夏休みに転校しました。

こどもの性格もあるとは思いますが、うちは、高学年に転校しても大丈夫だった。

転校するまでの息子の様子

最初、「転校嫌だ。友達と離れたくない。お父さんだけ、行ってもらおう。」と言っていました。

夫の仕事の重要性、家族みんなでいるメリットは本人もわかってはいましたが、

初めは気持ちがついていかない様子でした。

転校が近づくと、シクシク泣いていることもありました。

母ちゃん
母ちゃん

学校生活や友達と過ごす時間は残り少ないんだからさ、

今日1日メソメソして楽しくない気分でいるのと、

お友達と思いっきり遊んで楽しく過ごすのどっちがいいと思う?

泣いても1日が過ぎていくし、

笑っても1日が過ぎていく、

同じ1日なら笑って過ごした方が良くない?

    と私は息子に言いました。

そのあと、気持ちが切り替わったのか、メソメソすることもなくなり、

いつも通り友達と遊ぶようになりました。

転校しない子より、転校する子は大変だけど、

友達があちこちに沢山できるメリットがあるんだということも伝えました。

単身赴任と家族みんなで引っ越しどっちにする

私が、単身赴任ではなく、家族みんなで引っ越ししたのには、理由があります。

引っ越しやこどもの転校は、一大イベントだったので、

夫とよく話し合いをしていました。

父ちゃん
父ちゃん

もし、行ってダメなら戻るなり、他の対策を考えてもいい。

家族のベストな状態を相談して決めよう。

やる前にあれこれ考えても心配になるだけだから。

まずはやってみよう。という気持ちになり、

目の前のやることに一つずつ取り組んでいきました。

やることが沢山あったので、あっという間に時間が過ぎていきました。

転校生はうちだけではなかった!

他にも夏休み中に転入してくる4年生が息子も含め、4人いましたから。

こどもの性格もあると思いますが、すぐ友達が出来ました。

数日後には、友達を家に連れてきていました。

転校した初日、休み時間に息子は一人で教科書を読んでいたそう。

想像すると少し涙が出そうでしたが、それを知ったのは1年以上経ってから。

それを話してくれたお友達も親の仕事の都合で、小学5年生の夏休みに転校していきました。

今でも、帰省するときには連絡を取り合い、一緒に食事をする仲です。

5年生に転校して、最初は寂しがっていたけれど、

その子も友達ができ、楽しく過ごしているようでした。

息子は、1か月もすれば、お友達もよく連れてきたし、

方言も使い始め、その土地に染まってきたな。

可愛いなと思って安心したのを覚えています。

今では、方言も上達し、ネイティブスピカーです。(笑)

そして、今は沖縄とここどっちがよかった?と聞くと

「こっちのほうがいい。」と即答です。

学校側のサポート体制が厚かった

学校の転校で勉強面や学校生活も不安だと思います。

私が、感じたデメリットも2つありましたが、

担任の先生が機転を利かしてくれたおかげで学校生活に特に問題はなかったです。

転校生は先生からよく電話が来る?

転校して1か月以上は先生が、勉強のことや友達関係など

学校の生活の様子を電話で伝えてくれてすごく安心しました。

授業参観の後も、先生が声をかけてくださり、息子の近況を教えてくれました。

教科書が違う、授業の進み具合が違う。

教科書は、同じものはそのまま使い、違うものは学校から配布されました。

学校の先生が配慮してくれ、習っていない範囲はテストから除外してくれたり

宿題メニューを考えてくれたりしていました。

宿題をやらなかった時期以外は、学校の授業についていけないとかはなかったです。

うちの息子は勉強がお嫌いですから。(他の投稿を読むとわかります。)

過去の写真が学校にない!

続けて学習している分野で過去の学年の写真を使うことがある。

クラスに貼る写真が息子だけない時

先生から連絡があり、同じ時期の息子の写真を持っていきました。

担任の先生が、息子だけ写真がないということにならないよう配慮してくれました。

転校生も多いからか、学校側の配慮が本当に助かります。

担任の先生には感謝で頭が上がりません。

こどもの習い事はどうした?

まずはじめに、ネットで息子のやりたい習い事が自宅近くにあるかをリサーチしました。

しかし、評判の口コミだけでは不安ですよね。

母ちゃん
母ちゃん

クラスのお友達で仲良くなった子に

どんな習い事しているか聞いてみて。

    と息子にリサーチを依頼しました。

それから、数日後、息子が友達を自宅に連れてきました。

息子の友達からも通っているプログラミング教室について話を聞くことができました。

私がネットでリサーチした教室だったので、

すぐに教室に連絡して体験授業を申し込みました。

スポーツ系の習い事は、引っ越し後も続けたいという要望がありました。

学校のチラシ配布されていたのを息子が持ってきました。

私がネットでリサーチしたクラブチームと同じだったので、

チラシに書かれている連絡先から体験を申し込み、

すぐその日のうちに入会して今も続けています。

習い事をして良かったこと

スポーツのクラブチームは、保護者間の連携がしっかりしていた。

当番などの役割はありますが、

小さい弟妹がいるので結構配慮していただいています。

いつもありがとうございます。

遠征も毎回は行けないので、

「前の試合●君、頑張っていたよ。活躍していたよ。」など声をかけて頂いたり

慣れない環境にきて不安もありましたが、

習い事を通じて保護者さんとも出会えて親も良いことがありました。

習い事を始めて当初は「●君が来ていません。」と

プログラミング教室の先生から連絡が来て息子を探し回ることもありましたが、

今は自分で行けてます。

慣れるまで大変でしたが、息子の自己管理能力も上がったな。

成長しているのが見られて嬉しい今日この頃です。

県外デビュー親はどうだった?

仕事はすぐに見つかった。求人サイトに登録したり、ハローワークに通いながら、引っ越しから2か月で決まりました。

末っ子は保育園の待機を申し込み、夫の職場の託児所へ。

次男は年齢も4歳だったので保育園入所は諦め、幼稚園に行ってもらうことにしました。

下の子達も幼稚園・保育園でお友達ができると早く馴染めるかもしれないと思い、

引っ越しから2か月で、保育園・幼稚園デビューしてもらいました。

職場の人も私が、初めての県外デビューということもあり、優しく接してくれました。

ここのご飯が美味しいよとか、買い物する場所など、休憩中のお喋りから色んな情報を得て生活に役立てています。

職場で働くママさん達から情報を得て、子育てにも役立てています。

子育てに関する相談もできます。

病児保育を利用したことがなかったので、

職場のママさんから近くの場所や利用の方法を教えてもらって活用しています。

パートなので、休むと給料に直結する私には本当にありがたい制度です。

本当に、人と人との繋がりは大事です。感謝です。

毎日忙しく過ごしていることや人にも馴染めたことで、一切ホームシックになっていません。

夫は、仕事が忙しい中でも、私の話を聞いてくれたり、精神面でもサポートしてくれています。

夫やこども達、職場の人、周りの人たちに本当に恵まれていると思います。

休日はこども達を連れて、科学館や博物館、遺跡巡りなどをしてワンオペでも楽しんでいます。

家族で県外に引っ越ししてみて思ったこと    

                           

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最後まで読んでいただきありがとうございます。

引っ越し先の土地や人に早く馴染むには、周りの人の手を借りたり、

親子とも、早く複数のネットワークや居場所を作ることが大事だなと実感しています。

転校してきて、2年目、息子に転校について聞くと、特に悪いことはなかったよ。

とあっけらかんとしてます。

親になって初めての県外デビューをした私と息子が経験したことを主に書かせていただきました。

これから引っ越しを考えている方や転校前に不安がある方の参考や助けになれば嬉しいです。

これからも、3人育児奮闘中ワーママりこをよろしくお願いします。

プロフィール
記事を書いた人はこんな人!
3kids-ikuji-ri-co-san

ワイルド父ちゃんの英才教育でイノシシ・ヤギと戯れ過ごした少し変わった少女でした。
社会人4年目で突然シンママデビュー。
乳飲み子を抱えて頑張ったキャリアウーマン時代。
3人の育児と仕事の両立に悩み15年務めた職場を退職。
現在は、パート勤務で3人の育児をゆるくワンオペでこなしています。
趣味は家庭菜園・魚料理・時々マラソン。
育児を頑張るパパ・ママの見方でありたい。
育った環境や生活の中から見つけた、こどもに伝えたい生きる知恵について情報を発信します。
ASD(自閉スペクトラム症)をもつ次男のこと。
沢山悩んで、療育を始めました。
やんちゃっ子の育児に困っている人、これから療育を始めたいと考える方の力になりたいです。

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