3児の子育てに奮闘する母ちゃん、りこです。

今日はうちの次男が療育の支援を受けるまでにかかった1年間の
家族の心情や行動の変化
私が実際にやったこと11個についてお話します。
やんちゃっ子の子育てで悩む方、
療育を勧められたけどやった方がいいのやらない方がいいの?
と悩んでいる人へ、療育を受けるためには何をするの?
どこに相談して、手続きを勧めればいいの?
と何をすればいいのかわからず、不安があると思います。
私も最初は、そうでした。
そして、療育を勧められたとき、泣きました。
不安になったり、落ち込んだり、夜眠れなかったりもしました。
沢山、調べてこちらの投稿にたどり着いたということは、
こどものためにできることはなにかな、
親としてこどもにしてあげられることをやってあげたい。
という思いは皆さんにも共通してあると思います。
最初は療育に反対したパパも変わった。
息子とのかかわり方も変わっていった。
私たちは支援を受ける決断ができてよかった。
相談できる人や一緒に考えてくれる人がいてよかったと思います。
療育について知らないから不安になる。そんな人の後押しや励みになるといいなと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
【うちはこうでした!】療育を勧められたきっかけ
2023年11月 幼稚園から、

「●君のことを療育センターに相談したいけどどうでしょうか?」
と言われる。

うちの子確かにやんちゃだけど・・・
これって個性の範囲じゃないの?
と思ったのが一番最初の反応でした。

わかりました。大事な事なので、一旦自宅に持ち帰って
考えてみます。
幼稚園での困りごと ■集団行動が苦手。 ■その場の雰囲気に合わない行動。 (参観日、先生のお話の時間に大声を出して自分に気を向けたい。) ■活動に参加しない。 (運動会、走る競技以外参加しない。その他は、園庭で砂遊び。 お遊戯会、練習参加しない、ぶっつけ本番タイプ(笑)。) ■外で遊びたいと気持ちが抑えられず、急に園庭に飛び出してしまう。 (お迎え時間に車が入ってくるので危険、対応する先生1人が常に必要。) ■高いところに登りたがる。注意しても聞かない。 (安全管理が大変。あぶないの説明が通じない)
- 【家族で共有】夫に相談した
- 【これをやってよかった】先輩ママさんに相談した
- 【専門機関に相談】療育センターに電話した
- 【面談・検査・診察】こどもと一緒に療育センターに行った
- 【気持ちの共有・整理】これからどうしていくかをとことん話し合った
- 【情報共有】両親そろって療育センターで説明を受けた
- 【これが大変時間がかかった】療育の事業所探し(見学・空き状況の確認・待機申請)
- 【幼稚園と情報共有】幼稚園とコミュニケーションを密にした
- 【診察フォロー】こどもと一緒に2回目の検査・診察を受けた(就学支援についても確認)
- 【事業所探しに終止符】こどもと一緒に事業所見学・利用契約をしに行った
- 【これは絶対必要】受給者証の申請をした。
【家族で共有】夫に相談した

今日さ、●君、幼稚園の先生から療育センターに相談したいって言われた・・・

え?うちの子がほかの子に比べて少しやんちゃなだけじゃない?
男の子だし、これくらい普通じゃないの?
と私と同じ反応をする夫。
後日、日時を調整してもらい、幼稚園と両親で面談を行いました。
ここで夫へも幼稚園での困りごとや療育の支援が必要と思われる経緯について共有できた。
【これをやってよかった】先輩ママさんに相談した
私は、さっそく職場の先輩ママに相談してみた。

うちの子、幼稚園から、療育受けた方がいいかもって勧められた。
うちの人は、やんちゃの範囲じゃないのって言ってる。
療育ってどんな感じなの?療育を受けるかどうか迷っているんだけど…

うちも療育行ってるよ。自分は、行って良かったと思っているよ。
でもさ、療育って対象の子が結構いるみたいで、迷っていても早めに電話するなり相談して、予約だけでも抑えていた方がいいよ。あとでキャンセルすることもできるし。診察まで2か月くらい待ったよ。

ありがとうございます。
療育センターに電話して相談してみます。

自分で考えるだけじゃ解決しない。
感情はひとまず置いといて。●君のためにできることから始めよう。
気持ちの切り替え大切、大切。
と自分に言い聞かせながら、
私は、今自分にできることは何かに焦点を当て一つずつ行動していきました。
【専門機関に相談】療育センターに電話した
私は、まずは1回専門家に診てもらって、次男は今どういう状況なのか、何をしてあげられるか、判断を仰ごうと思い療育センターに電話をしました。
検査を受けるか療育を受けるか迷っていることを正直にお話しました。
(本人の困りごと、相談に至った経緯などをお話ししました。)

先日、幼稚園から療育を勧められましてお電話させていただきました。
療育ってどんなことかわからないですが、一度お話を聞いてみたいのですが・・・

すみません。せっかくお電話を頂いたのに、今、対象の子が沢山いて、
12月の末でしたら、面談と診察の予約押さえることは可能です。
と先輩ママが言っていた通りだった。

迷っていたけど、早めに行動していてよかった。
ありがとう。先輩ママさん。
【面談・検査・診察】こどもと一緒に療育センターに行った
12月末に療育センターで面談・検査・診察を受けました。
検査は支援員さんと遊びながら楽しそうに受けている感じでした。(初回は見せてもらった。)
凸凹(得意と苦手)の差が大きかった。
検査のあと、説明があり。

お母さん、●君、自閉スペクトラム症です。あとは多動の傾向があります。
凸凹(得意と苦手)の差が結構ありますので個性の範囲とは言えないと思います。
とあっさりと診断がつき、びっくりしました。

診断がつくことで、何か●君にとって不利になることはないですか。
療育ってどんなことをしますか。

診断名はあくまで療育というサポートを受けるためのものであり、
何か病気ですというものではないんですよ。
本人や親御さんが困っているところにサポートを受けられるようにするのか療育です。
(そのあとも、不安な気持ちや今後どうしていきたいか等、先生はじっくりとお話を聞いてくださいました。)
この頃、夫はまだ「個性の範囲じゃないか。」という気持ちでいたので、
療育センター受診のことはまだ伝えきれていませんでした。

夫は、個性の範囲と思っているし、
診断がついたこと、サポートが必要な事を受け入れできなさそうですが、
どうしたらいいですか。
今日の、受診の事もまだ話せていません…

うまく伝えれるように、1月中旬、一緒に作戦会議をしましょう。
【気持ちの共有・整理】これからどうしていくかをとことん話し合った
1月中旬まで、夫婦で次男のことについて
とことん話して自分たちの思いや心配事について整理をしていった。
夫もすごくショックを受けたことはわかっていたけど。
時間をおいて、私と同じように次男のために今、何ができるかと考えるようになった。

親が心の余裕があった方がこどもの成長にもいい影響があると思う。
仕事をセーブして次男と一緒に過ごす時間を作ろう。
休みの日には、一緒にテレビを観たり絵本を読んであげたりとにかく一緒に過ごす時間が増えていった。
次男も嬉しそうに休日は夫とゆったり過ごしていた。
癇癪(原因がよくわからないぐずり、怒って物を投げる)が減り、
泣きながらでも、ことばで説明してくれるようになった。
発表会もお父さんが見に来るから最後まで頑張れた。(夫も時間を作ってくれるようになった)

夫も私と同じように●君のことが心配でたまらないけれど、
親として今できることを考えてくれているのね。感動。
このタイミングだと、診察や療育についてもスムーズに伝えられるかもしれない。
【情報共有】両親そろって療育センターで説明を受けた
1月末 診察・説明 両親同席のもと医師から説明を受けた。
夫は、診断がついたことや支援を受けることで本人の将来に不利に働くことはないのかを一番気にしていたようだった。
本人や家族の困りごとに対して支援をすることが目的。次男のためにできることは早い段階でやってあげたい。は夫も私も共通していたので、私たちは療育を受けることを決めました。
実際の支援としては
療育センターで次年度の受け入れを待つか。
自分で事業所を探すかの選択があった。
特に未就学の療育はまだやっていることろが少ない。
【これが大変時間がかかった】療育の事業所探し(見学・空き状況の確認・待機申請)
うちは、次年度の療育センターも併願しつつ、自分で事業所を探すことを選択。
療育センターから受け取った資料から通えそうな範囲の事業所を絞り込み、
電話やメールで問い合わせし見学に行き、待機申し込みをやっていった。
トータル4か所の事業所へ待機申し込みをしていた。
【幼稚園と情報共有】幼稚園とコミュニケーションを密にした
待機中にも療育センターが関わってくれたので、幼稚園の先生とやり取りをして
本人へのかかわり方や環境について整えてくれた。
療育の事業所探しの進捗状況なども逐一報告してたなあ。
本人の困りごとに対して、自宅で実践してうまくいったことを幼稚園とも共有させていただいたり
幼稚園での様子を先生たちとコミュニケーションを密にしていった。
【診察フォロー】こどもと一緒に2回目の検査・診察を受けた(就学支援についても確認)
2024年9月 療育センターで検査・診察②
この日は本人と支援員のみの検査で母は廊下で待機。
トータル2時間半待ったり、検査したり息子も頑張っていた。
去年より、凸凹の差が緩やかになった。
小学校になったときの通常学級と支援級について情報を得る。
(年長にあがった時から動き出す必要があるため)
【事業所探しに終止符】こどもと一緒に事業所見学・利用契約をしに行った
同月、新しい療育事業所の開設があり、本人を連れて見学と利用申し込みを申請しました。
【これは絶対必要】受給者証の申請をした。
事業所が見つかってすぐに療育センターに連絡。
日時を調整し、療育センターで受給者証の申請をおこなった。
2024年11月 晴れて療育がやっとスタートしたのでした。
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これは、療育に至るまでの我が家のリアルにかかった期間と実際に行動したこと心情の変化について綴っています。
近くに相談できる先輩ママがいてよかった。
次男のために、一緒に落ち込み、一緒に考え行動してくれた夫に感謝。
うまく療育や診断について説明するサポートをしてくださった支援員さん。
療育に対する不安な気持ちをたくさん聞いてくれ専門家のアドバイスをしてくれた医師の先生。
次男の困りに気づいて支援を勧めてくださった幼稚園の先生。
まわりの人たちに支えられて今があるんだと思うとほんとに恵まれていると思います。
当時の私たちのようにこどもの発達について気になったり、困っている方、
やんちゃっ子の育児に困っている家族の方、
一人で悩まないで、相談できるところが沢山あります。
私の書いた記事が役立ってくれれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
これからも、3人育児奮闘中ワーママりこの応援よろしくお願いします。(・∀・)イイネ!!と思ったらグッドボタン、シェア拡散よろしくお願いします。