療育を始めて良かったこと‐困っているのは親だけじゃなかった

こどもが言うことを聞かない。変なことをして人から白い目で見られる。

こどものしたことで注意される。

嫌な思いをたくさんしました。

でも、困っているのは親だけじゃなかったんです。

療育を受けてみて良かったことについてお話します。

療育に通い始めて、支援と言っているが、

お集まり・おやつ・工作・レク遊び…

正直、幼稚園や保育園と何が違うのだろうと思っていました。

しかし、こどもも行くのを楽しみにするようになり、

先生たちからいっぱい褒めてもらえて嬉しそう。

次男

今度はいつ行くの？

幼稚園では、怒られてばかり、

車の送迎時間に園庭に飛び出してました。いうことを聞きません。

運動会競技に参加しません。

お遊戯会練習に参加しません。

自分の育児が間違っているのかな。言うことを聞かせられない親失格なのかな。

と思ったことも多々あります。

療育に通って良かったのは、扱いが上手な先生に見てもらえること。

先生たちが沢山褒めてくれること。

先生たちは、困った行動も親任せにしない、一緒に改善に取り組んでくれるところ。

親向けの勉強会も開催してくれて、

他の保護者との関わりの場が持てた。

悩んでいるのは自分たちだけではなかった。

みんな頑張っているし、私も頑張っていると思えたから。

親だけじゃなくて、こどもも困っていてどうしようもなくて、変な行動に走ってたんだ。

こどもの行動に対して理解が進んだ。

みんなと同じようには出来ないけど、

どうやったらできそう？

どこまでできそう？など

こどもに優しく接することができるようになった。

今まで、こどもに対する期待値が高すぎたんだなと反省した。

私は、息子のことを白い目で見てくる他人の、視線が怖かった。

困った行動を減らせる方法がわかって、

こどもの成長を感じたし、

こどもの事がもっと可愛い、育児って楽しいと思うようになった。

勉強会を通して、療育の先生たちが実践しているポイントや根拠について教えていただくことができた。

実践・発表などアウトプットの場があり、自宅でも実践するモチベーションになった。

普段の困りごとについて立ち止まって解決策を考えたり、アドバイスを受けれるのは助かる。

他の保護者さんの意見も聞けて、うちも同じことで困ってました。

こういう風に対応したらうまくいきました。

など、色んな方法の解決策を知ることができて良かった。

助けを求めることができて、私もこどもも良かったのかな。

メリットまとめ

知識が得られる	■困りごとの具体的な根拠・対策がわかる ■保護者間のコミュニティーができる（情報交換） ■一人でやるより沢山の知恵が得られる
育児のモチベーション向上・自信につながる	■自分だけではなかった ■認められる安心感 ■うまくいった小さな成功体験が増える ■自分の育児も正しい（みんな持ってるファインプレー。アウトプットする機会がなく気づいていないだけ。）
こどもの居場所ができる	■こども自身も褒められる・自信につながる ■困った行動に対してもただ怒られるだけではなく、適切な指導が受けられる
こどもとの関係性	■こどもの行動に理解が進む ■親に認めてもらえる ■家庭の中も心地よくなる ■送迎時間など一緒に過ごす時間ができて嬉しそう ■こどもの良いところに目が向くようになった ■こどもの気持ちに寄り添えるようになった