ごめんねが言えないこどもは悪い子なの?
どうして、うちの子ごめんねが言えないんだろう…。
私も、2歳の娘がごめんねが言えず悩んだ時期がありました。
娘が、ごめんねを言えなかったのは、「ごめんね。」は怖いことばだと思い込んでいたから。
2歳の娘が「ごめんね。」と言えるようになった方法をお伝えします。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
2歳の娘ごめんなさいできない
保育園の先生より、「●ちゃん、ごめんねが言えません。」
確かに、ごめんという言葉を聞くと、泣き出す。
娘が「ごめんね」を言えないのには理由があった。

ことばがうまく出ない2歳の時、おもちゃでお兄ちゃんを叩く、
お兄ちゃんに通せんぼされて、イライラした娘は嚙みついた。
「●ちゃん、ごめんねして!」ときつい口調、怖い表情をしていたと思います。
こういった状況では、親も感情的になっています。

私が、足元を見ずに、娘の足を少し踏んでしまったとき。
「●ちゃん、ごめんね。」と言うと大泣き。

怒っているわけではないけれど、「ごめんね。」ということばを聞くと、
「うるさい。」と言いながら大泣きしていました。
娘は、「ごめんね。」を強要されて、ごめんね恐怖症だったのかもしれません。
みんなで使おう正しい「ごめんね」作戦
娘が、ごめんね恐怖症かもと思い、正しい「ごめんね」を家族で使う作戦を考えた。
娘が転んだ時、「痛かった?大丈夫?」というときに、「ごめんね。」をセットで使うように意識しました。
他の兄弟にも、「遅くなって、ごめんね。」とか、
日常で親が「ごめんね。」と言っているのを見せるようにしていました。
お兄ちゃん達にも協力してもらって、
「ごめんね。」ができるタイミングを探し、積極的に使うようにしていました。
娘は、悪いことをしたときに叱られることばとして「ごめんね。」をとらえていたのかもしれません。
お兄ちゃんを叩いてしまったときは、
「●ちゃんは、おもちゃ取られたくいなかったんだね。(気持ちを受け止める)
お兄ちゃん、痛い痛いしているね。(状況説明)
大丈夫って言ってあげようか?(相手を思いやる、気遣う気持ちはごめんね以外にもある)」
こんな感じで伝えるようにしています。
「ごめんね」を強要しなくてもちゃんと謝れます。相手を気遣うこともできますからね。
1か月くらいして、保育園の先生から、
「●ちゃん、最近、急にごめんねと言えるようになってます。」
と言われとても嬉しかったです。
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こどもによって個性があり、3人いても同じ作戦では成功しないこともあります。
大変ですが、うまくいったときは、こころの中でガッツポーズしちゃいます。
協力してくれたお兄ちゃん達にも感謝です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を読まれた方は、こどもが「ごめんね」を正しく認識しているかどうかを確認してみてください。
お子さんにとって「ごめんね」は怒られたり叱られたりすることばと間違った認識があるかもしれません。
同じ方法や私の記事からインスピレーションが湧いて、解決の糸口が見つかると嬉しいです。
これからも、3人育児に日々奮闘していきます。よろしくお願いします。