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初めてじゃがいもを栽培するけど、失敗しないためには何に注意すればいいの?
去年秋作じゃがいもで失敗した3児母ちゃんが伝える、初心者のつまづきポイントを紹介します。
これから、プランターやポテトバッグでじゃがいも栽培する人に向けて、
じゃがいもの水やりのポイント、じゃがいも専用肥料について解説。
葉がわさわさ茂っていたのにじゃがいもが種芋よりも減った!?(笑)
失敗に終わった秋作は窒素過多が原因だった。
じゃがいも栽培は水やり、芽かき、追肥、土寄せが大事。
正しい水やり方法と肥料の選び方を知らないで栽培したことがミスに繋がりました。
水やりは芽が出てから、1~2か月は、土が乾いたらたっぷりと。
収穫が近づいてから乾燥気味に。
追肥も専用肥料の窒素少なめ、リン酸多めの肥料を選ぶ。
肥料は3大成分の窒素・リン酸・カリウムの役割を知って選ぶことが大事だった。
最後まで読んで、私と同じ失敗をしないで、初めてでも、じゃがいもがいっぱい収穫できるといいな。
はじめてのじゃがいも栽培の様子
赤いじゃがいもが可愛かったので、アンデスレッドをチョイス。
1週間くらい、使い古しの土の中で芽出しをしてから、


2024.8/25【栽培初日】植え付け
鉢底石を底に敷き詰め、20㎝くらいのところまで、土を入れ、じゃがいもを埋めました。
肥料入りの培養土を買ってきて植えました。
あとから、増し土・土寄せが必要なので、土が入るように最初は浅めに植えて、土を後から追加していくスタイル。

2024.9/27【栽培33日目】芽が出た!
途中経過は、写真に残っていなかったです。
芽が10-15㎝に育ったら、脇芽かきと追肥・増し土を。
株が生長して蕾が付いたときに2回目の追肥と増し土(目安は芽かきから2-3週間後)をしました。

2024.10/18【栽培55日目】
ワッサーと茂っています。芽が出てから1か月後には、我が家のじゃがいもはジャングル状態。
標準は、50-70cmくらいだそうです。
なかなかノッポに育ちましたね。
こんなに元気なら安心。
初回なのに沢山お芋は掘れると思っていました…。
じゃがいもの茎が長くなるのは、日当たりが悪いことや、窒素過多が原因。
日当たりが悪い場合は、茎が細くひょろっとする。葉っぱの数も少なく、芋の収量も少なくなる。
茎もしっかりしていたのは、窒素過多が原因のよう。
肥料は、培養土に元肥が入っていたものと、追肥に他の野菜で使った8-8-8の肥料を追肥していました。
茎が伸びすぎたじゃがいもは、風で倒れました。
支柱で支え、土寄せでなんとか応急処置をしましたが、一部折れたりしていました。
折れた茎は取り除くのが良いようですが、その時にはそのままにしてしまった…。
傷ついた茎や葉をそのままにしておくことで、病気に感染しやすくなる。

2024.11/17【栽培85日目】
最終的には90㎝くらいまで伸びたのかな。一緒に立っている次男の身長は110cmくらい。
うちは、じゃがいもの窒素過多が原因と思われる。
地上部だけが生長し、支柱なしでは倒れたり曲がったりする。
葉が密集することで、風通しが悪くなる。アブラムシ被害に逢いやすくなる。
近くに植えていたオクラからアブラムシがいつの間にか飛んできていた。
アブラムシの駆除は一度つくと大変。
ガムテープで取ったり、お酢のスプレーをやってみたり…。
最終、諦めた…(笑)
下の葉からどんどんしおれて枯れていった。

2024.12/7【栽培105日目】待ちに待った収穫。
じゃーん!?

4つのプランターに植えて、記録8個…。
思ってたのんと違う!!!現実はそんなに甘くなかった。

収穫量が少なかったので、こども達が大好きなポテトフライまでは作れず。
お味噌汁の具になりました。
春作はリベンジしておいしいじゃがいもが出来ることを願います。
はじめてのじゃがいも栽培の失敗ポイント
窒素が効きすぎた結果、茎が伸びすぎ、地上部の生長だけ。
じゃがいいもは少ししか取れなかった。
水のかけ方の間違い。
肥料選択ミス。
4つのプランターに植えた種芋より、収穫できたじゃがいもは少なかった。
アブラムシ被害でじゃがいもが早めに枯れた。
プランターの中で種芋が腐っていた。
水の与える頻度や量も問題。
いきなり、難易度高めの秋作に挑戦した。次回、春作でリベンジ!
じゃがいも栽培成功に向けた水やりポイント
植え付けて地表に芽が出るまでは、種芋の水分だけで生育ができるとされている。
植え付け直後から芽が出るまでは水はやらない。
芽が出てあと、1~2か月間は、葉や茎を茂らせる。窒素(N)の働きが大事。
窒素(N)は水溶性なので、初期は水やりをしっかりして、窒素(N)の吸収を促そう。
頻度が多いと、種芋が腐るので、
土が乾燥してから、頻度は少なく、鉢底からしっかり水が出るまでたっぷりと。
そのあとは、
葉がしんなりしてきた時のみ、後半は乾燥気味に保つのかポイントらしい。
収穫前には葉が枯れてきて、水分はあまり必要としなくなる。
収穫前は2~3日水やりをせず、
土を乾燥させる。晴天が2~3日が続いてから収穫すると腐りにくい。
収穫前は沢山水をやると、根腐れを起こし、せっかく育った芋にダメージが起こるかもしれない。
私は、じゃがいもはあまり水を与えない方がいいと間違った認識のもと、
ちびちび量は少なめに、頻度多く、水やりをしてしまっていた。
生育期間中の水やりの方法に注意を払って、次回は失敗ないよう気を付けます。
じゃがいも専用肥料ってどんなもの?
初回でつまづいたじゃがいもの生育。窒素過多が原因。
肥料を変えてみよう。
じゃがいもの生育に必要な栄養素って何?

野菜の生育に大切な肥料どこに、どんな栄養素が働くのかを知ることが大事。
肥料成分の大きな3要素は窒素(N)リン(P)カリウム(K)
一般的な肥料は8-8-8とバランスが取れた肥料。
じゃがいも専用の肥料は
3-10-10や7-11-12、5-15-15などリン酸とカリウムを多く含むもの
4-6-2や4-5-1など窒素よりリン酸は多め、カリウムは少なめのもの
じゃがいも専用肥料に共通して言えるのは、

収穫部位で必要な栄養成分が異なる
実を収穫する…トマト、なす、きゅうりなど(果菜類)リン(P)を多く含むものを選ぶ。
根を収穫する…にんじん、大根、かぶ(根菜類)リン(P)が多く含まれるものを選ぶ、根が生育する時期にはカリウム(K)も大事。
葉を収穫する…小松菜、キャベツ(葉菜類)主に茎・葉を生長させる窒素(N)の働きが大事。
花蕾(からい)を収穫する…ブロッコリー、カリフラワー:窒素に加え、リン(P)も多く必要。
■私が購入したじゃがいも専用肥料はこちら
7(N)-5(P)-1(K)
自然素材由来でカリウムが少なめ配合なんだそう。味を落とさない工夫で化成肥料を足していない。
春作じゃがいもを始めてみよう!
植え付けが、2月中旬から3月上旬なので、まだ間に合うかも。
種芋をゲットして春作じゃがいもを楽しみましょう。
色々、揃えるのが面倒。
じゃがいも植え付けの土・栽培袋と種芋がセットになったものが売られています。
手軽にじゃがいも栽培に挑戦してみたい方に。袋も可愛いしいい感じ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
3人育児に奮闘しながら、こども達とベランダで家庭菜園を頑張っていきます。
春じゃがいもでの成果も、収穫後記事にできたらと思っています。お楽しみに。
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